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緊急事態宣言発令に伴う当院の診療体制について 第二報

緊急事態宣言発令に伴う当院の診療体制について 第二報

前回お知らせした当院の今後の診療体制につきましてご案内させて頂きます。

1、 4月第2週(4月11日土曜日まで)は通常診療とさせて頂きます。

2、 4月第3週(4月13日月曜日~4月17日金曜日)は、通常の診療受付を休止し、電話による相談と、後述する優先予約患者さま登録を受け付けます。
その上で急を要する診察が必要なケースにつきましては、電話相談のうえで日時を決定し、お約束をしたお時間にご来院頂くという体制を敷いていきたいと考えております。
またこの期間には、COVID-19 感染症の状況推移分析と、当院におけるCOVID-19 感染症に対する感染予防対策の再検討を行います。

3、 4月第4週(4月20日月曜日)以降は、第3週期間中の状況分析検討を踏まえ、診療再開が可能であると判断できれば、順次診療の再開を行っていきたいと考えております。


なお、4月第3週の電話相談に関しましては、既往歴、画像所見などの資料を基に行わせて頂く関係から、原則として、過去に当院にご来院されたことがある方を対象とさせて頂きます。電話受付可能時間も設定させて頂きます。
また、この期間中は投薬や状況確認などの応急処置が中心となります。
患者さまには大変ご不便ご迷惑をお掛け致しますが、何卒ご理解とご協力の程をお願い申し上げます。

今後、新型インフルエンザ等対策特別措置法第31条及び、新型インフルエンザ等対策特別措置法施行令第5条二項(歯科医師)、十二項(歯科衛生士)の規定により、東京都知事より診療協力要請が行われた場合には、その指示に従い行動致します。

先述致しました優先予約患者さま登録ですが、現在通院されていらっしゃる方、定期健診や治療をご希望されていらっしゃる方、新規での受診をご希望されていらっしゃる方につきましては、現在優先予約患者さま登録の受付を行っております。
優先予約患者さま登録をご希望された方には、通常の診療体制の再開が見込まれた段階で、当院から直接ご連絡をさせて頂き、ご都合をお伺いした上で、診療のお約束日時を決定させて頂きたいと考えております。

優先予約患者さま登録をご希望される方は、大変お手数ですが、当院まで電話によるご連絡を頂戴できれば幸いに存じます。

以上、緊急事態宣言発令に伴う現段階での当院の診療体制につきましてご案内させて頂きましたが、今後の状況次第で体制の変更が生じる可能性も見込まれますので、その都度当ブログにてご案内をさせて頂きたいと考えております。

患者さまには、大変ご不便ご迷惑をお掛け致しますが、何卒ご理解ご協力のほど、宜しくお願いを申し上げます。


緊急事態宣言発令に伴う当院の診療体制について 第一報

緊急事態宣言発令に伴う当院の診療体制について 第一報

この度の緊急事態宣言発令に伴う当院の診療体制につきましてご説明させて頂きます。

皆さまご承知のように、当院では従前より滅菌消毒や院内の感染予防対策には特に注力を致し、高レベルの感染予防対策を敷いてまいりました。
それにより、観血処置等での感染リスクが高いとされるB型,C型肝炎やHIV、その他の感染症原因微生物による院内感染の危険性はほぼあり得ないと自負できる体制を維持してまいりました。

今般のSARS-CoV2ウイルスによるCOVID-19感染症に対しましても、当院においては院内新聞や掲示物、ブログなどを通じて早い段階(本年1月)から患者さまへの情報提供を行い、本年2月初旬からは、医療用空気清浄機や強力な換気装置を活用しながらの換気の強化徹底、接触感染予防のための院内各所の清拭消毒の徹底に努め、いち早くSARS-CoV2ウイルスによる院内感染の防止を図ってまいりました事も、患者さまにはご承知ご理解頂けていることと存じます。

そしてこの間、各国の専門機関や各医学会等におきましてはCOVID-19感染症に対する多くの知見が得られ、更に具体的な対処法等が明示されるようになり、歯科医療領域におきましても、公益社団法人日本口腔外科学会より「新型コロナウイルス(COVID-19)への口腔外科の対応に関する注意喚起」が、一般社団法人日本歯科医学会連合より「新型コロナウイルス感染症についての対策情報」という告知が為され、厚生労働省からは「歯科医療機関における新型コロナウイルスの感染拡大防止のための院内感染対策について」という通達が順次発せられ、歯科診療を行う際のCOVID-19感染症に対する留意点が明示されました。

それらの内容を要約すると、COVID-19感染症の感染者数が多数増加している状況においては、歯科治療の処置の内容次第ではCOVID-19感染症に対する感染リスクが高く、現実的にはなるべくそのような治療処置を必要最小限度に留めるか、延期することが望ましいというものでありました。

皆様ご承知のとおり、日々東京都内におけるCOVID-19感染症患者数の増加を目の当たりに致し、政府からの緊急事態宣言の発令に至る現在の状況にあっては、当院の患者さまとそのご家族、当院の医療スタッフとそのご家族、ひいては、都民、国民の皆さまに対しまして、COVID-19感染症の院内感染を引き起こさないという強い対応が求められていると考えます。

その為、科学的見地に則り、また、都内にあります各歯科大学附属病院の外来対応マニュアルを参考とさせて頂いて、当院における今後の診療体制を決定させて頂きたいと考えております。
つきましては、その詳細内容を後日改めて当ブログ上でご案内させて頂きたいと思います。
何卒よろしくお願いを致します。







新型肺炎の流行を踏まえての当院における対応について


現在、国や関係学会等から新型コロナウイルス感染症に対する知見や対応法が日々更新されている状況にありますが、当院における現状の対応方針につきましてご説明をさせていただきます。

本来、新型コロナウイルス感染症について専門外である私が詳細に言及することはなるべく差し控えたいと思いますが、現在の公的な情報や報道などから考えると、新型コロナウイルス感染症が既に市中感染が始まっている段階にあることは間違いがないものと考えられます。

そして現状新型コロナウイルスに対する抜本的な対応策がない中で、当院が行うことができる対応、そして行うべき対応と致しましては、

① 使用器具、医療機器の滅菌消毒体制の徹底
② 院内の環境消毒の向上をはかること

にあるのではないかと考えられます。

① に関しましては、当院は厚生労働省より「保険診療における歯科外来診療環境体制の
施設基準」「院内感染防止対策の施設基準」の認定を受けており、開院当初より厳しい滅菌消毒体制を敷いてまいりましたが、現在の状況を鑑み、先日の院内ミーティングにおいて院内感染予防のための滅菌消毒手順などの再確認を行い、その徹底を図ることと致しました。当院では使用器具に関しましては、滅菌処置(細菌、ウイルスを始めとするすべての微生物を死滅させる。)を行った上で診療に使用しております。

② に関しましては、一般的にコロナウイルスは金属、ガラス、プラスチックなどの
無生物の表面で 最大 9 日間生存できるとされておりますが、ウイルスはアルコールに対する感受性がありアルコールで殺菌消毒可能であるとのことですので、待合室やトイレなどの院内各部に対しまして、消毒用エタノールや次亜塩素酸等の各種消毒剤を用いた清掃清拭や消毒体制の強化を図っております。

また、院内の換気に関しましては、部屋の換気条件(例. 6 回 転/時間)などが推奨されておりますが、当院では開院当初から換気設備を強化した設計としておりました。それに加えて当院には、理論的にはウイルスの吸着も可能である電気集塵方式の医療施設用空気清浄機を診療室天井に設置しております。

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そして現在、当院ではこの強力な換気装置と医療施設用空気清浄機を常時フル稼働させ、院内の空気清浄に務めております。

冒頭にも申し上げましたように、新型コロナウイルスに対する知見や対策は日々更新されている状況であり、抜本的な対応策がない現状においては我々個々人が手探りでできることを行い、少しでもリスクの軽減を図っていく以外にない状況であると考えられます。

当院のスタッフは、全員歯科医師または歯科衛生士の有資格者であり、専門的教育を受けた国家資格保持者のみで歯科診療所運営を行っております。当院ではそのメリットを生かし、今後国や関係学会等から発信される情報や対策に関してスタッフ間で専門的な知識や対策のアップデートを適宜行っていきたいと考えております。

また患者さまにおかれましては、当院を受診される際にはマスクを着用するほか、手洗いや咳エチケット (咳やくしゃみをする際に、マスクやティッシュ、ハンカチ、袖を使って、 口や鼻をおさえる)の徹底をお願い致します。
更に、可能であれば携帯用消毒グッズなどの携行使用もお願いを致します。

患者さま皆様より、ご質問やご心配、ご提案等がございましたら是非お申し出いただければ幸いに存じます。


歯科医師の立場から考えた新型コロナウイルス感染予防について

現在世界的に新型コロナウイルスによる肺炎の流行が懸念されており、一刻も早いウイルスの性質の詳しい分析が待たれるところですが、一般的にコロナウイルスは、インフルエンザウイルスやアデノウイルスと同じく口腔、咽頭、気道などの粘膜から我々の体の中に侵入します。

インフルエンザウイルスに関しましては、以前に当ブログでも「インフルエンザ予防と口腔ケアについて~最近の研究結果から~」http://yokokaruinchou.blog134.fc2.com/blog-date-201711.htmlというタイトルの記事でインフルエンザウイルスが我々の体内に侵入するメカニズムと口腔ケアの関係性についてのご説明をさせて頂きましたが、まだまだ実態がわからない新型コロナウイルスに対しましても、いかに私たちの体内即ち粘膜に侵入させないかということが現在できる最大の予防になるのではないかと思います。

そして今回のブログでは、そのことを踏まえて歯科医師の立場からお話をさせて頂きたいと思います。

最初にもお話したように、一般的にコロナウイルスは、インフルエンザウイルスやアデノウイルスと同じく口腔、咽頭、気道などの粘膜から我々の体の中に侵入します。しかしこれらの粘膜は、通常はムチン等といった粘液性(ねばねばした)の糖タンパク質に覆われ、それがバリア機能を持って細菌やウイルスの侵入を防いでくれています。
ところが、糖タンパク質の産生能が低下したり、粘膜が乾燥してしまったりして糖タンパク質のバリア機能が落ちてしまうと、細菌やウイルスが容易に粘膜に侵入し、その後の感染へとつながってしまいます。

そして、この糖タンパク質は、口腔内では唾液に多く含まれているため、加齢や病気などで唾液の分泌が低下したり、口呼吸などで口の中が乾燥してしまうことで粘膜のバリア機能が低下してしまうのです。
更に、むしば菌や歯周病菌などの口腔内細菌には、この大切な糖タンパク質を破壊する酵素を産生してしまうものがいることもわかっています。

以上のことから、歯科医師の立場から考えた粘膜へのウイルスの侵入を防ぐ対策としては、

①、口呼吸などで口が乾かないようにマスクをしたり、水分をこまめに口に含むなどして口腔乾燥に十分に注意をし、唾液腺や口腔周囲機能を活性化させ唾液の分泌を促すよう心掛ける。

②、加齢や病気、薬剤の使用などで慢性的な口腔乾燥状態にある方は、口腔湿潤剤などを活用する。

③、適切な歯磨きやフロッシング、歯石除去などの口腔ケアにより、粘膜保護機能を高める。

以上のような事柄も是非知って頂き、感染予防の一助として頂ければと思います。


休診のおしらせ

1月14日㈫は、所用により、午前中のみの診療とさせて頂きます。
1月15日㈬は、平常通りの診療となります。
宜しくお願いを致します。