FC2ブログ

全部床義歯(総入れ歯)2

前回からの続きです。

精密な型どりのために実際にはまず通常の型どりを行い一度模型を製作し、その模型上でその
患者さん専用の型枠を製作します。これを個人トレーと言います。
そしてこの個人トレーを用いて更に精密な型どりを行うのですが、それに先立ちこの個人トレーの
辺縁に筋圧形成という手法を用いて患者さんの口の中の動きを再現させていきます。

DSC_0398_convert_20100627230812.jpg
上の写真は筋圧形成後の個人トレーです。
これで個人トレーの辺縁にその患者さん固有の口の中の動きが再現されたことになります。ようやく
型どりの準備完了です。

後はこの型枠を用いて型どりを行いますが、義歯が完成するまでには、かみ合わせの高さや位置を再現したり
人工の歯を並べる位置を設定し、口の中で確認を行ったりとまだ数回の処置が必要となります。

完成した作業模型
DSC_0407.jpg

人工歯排列が完了した製作途中のろう義歯
ろうぎし


製作途中のろう義歯1(咬合面観)
DSC_0455.jpg

製作途中のろう義歯2(後方面観)
DSC_0459.jpg

製作途中のろう義歯3(粘膜面観)(メタルフレーム組込)
DSC_0460.jpg



快適な義歯を製作する為にはこのように複雑な手順が不可欠となることも多いのです。