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休診のおしらせ

8月29日(木)、8月30日(金)は、休診とさせて頂きます。

宜しくお願いを致します。

開院10周年を迎えて


「なかね歯科道灌山」は、この度開院10周年を迎える事ができました。
これまでご来院頂きました多くの患者さまをはじめ、診療所運営を支えて頂いた多くの関係者の方々に、院長並びにスタッフ一同、心より厚く御礼申し上げます。


当院では、この10年間、日々進歩する歯科医療と日々変化する社会情勢や歯科医療に対するニーズにお応えするべく、診療体制の充実に努めてまいりましたが、多くの患者さまと長い期間に渡ってお付き合いをさせて頂いた中で何よりも痛感致しましたことは、個々の患者さまおひとりおひとりが持たれる背景は複雑多岐にわたり、求められる医療や望ましい医療について、正しい答えは一つとは限らず、個々の状況によって異なるのだということです。


こういった考え方は、NBM(narrative based medicine )(物語に基づいた医療)として約20年ほど前から提唱されてきました。そしてこの考え方は、私たちのように地域で歯科医療を行わせて頂いている者にとっては非常に大切であり、常に気を配らなければならないことであると思います。
と同時に、歯科医療が歯科医学である以上、日々の診療においてもEBM(evidence based medicine)(根拠に基づいた医療)の実践を疎かにする訳にはいきません。


私たち「なかね歯科道灌山」では、このNBMとEBMのバランスを図りながら、これからも個々の患者さまおひとりおひとりの背景を考え、より良い歯科医療をご提供させて頂きたいと考えております。


日頃より当院を支えて頂いております患者さまをはじめ、関係者の皆様方におかれましては、今後とも変わらぬご厚誼のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。


矯正歯科外来のおしらせ

3月21日木曜日が祝日となるため、
今月の矯正歯科外来は、3月28日木曜日となりますので
ご注意ください。

宜しくお願いを致します。

日本医科大学付属病院千駄木懇親会に参加しました。

 先日、文京区関口の椿山荘東京にて開催されました、
日本医科大学付属病院千駄木懇親会にご招待を頂き、参加をしてまいりました。

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 会に先立ち、「平成のがん診療変遷:日本医科大学付属病院の取り組み」や「日本医科大学附属病院の医療連携と東京総合医療ネットワークについて」という題目での特別講演を拝聴させて頂き、大変貴重な知見をご教示頂きましたが、「付属病院 新規医療技術の紹介に関する報告」というご講演では特に、

1、「食道アカラシアに対するPOEM(内視鏡下筋層切開術)」
2、「内視鏡下唾石摘出術」

といった、歯科医療にも関連する非常に興味深いお話を伺うことができました。

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 この食道アカラシアという病気は、食道下部の筋肉が上手く緩んでくれず、食物が胃に入りにくく食道に滞留してしまう病気です。
一見歯科とは関係がないようでありますが、「物が食べにくい。」「飲み込みにくい。」といった症状として感じる方もいらっしゃり、当院のように摂食嚥下障害診療に注力している歯科医院に来院される方もいらっしゃいます。

 実際に、当院においてもこのような症状で受診された方がいらっしゃり、日頃より当院と医療連携を行っております東京医科歯科大学歯学部附属病院摂食嚥下外来にVF検査(嚥下造影検査)を依頼した結果、食道アカラシアが疑われるという症例がありました。

 DSC_0451-2-2.jpg (配布資料より転載)

 このような食道アカラシアに対しまして、今後日本医科大学付属病院では内視鏡を用いた最新の手術を行って頂けるとのことですので、この病気で苦しまれている患者さまにとっては福音となると言えるのではないでしょうか?

 次に唾石症についてですが、まず唾石とは何かというと、顎下腺や耳下腺といった唾液腺やその導管部(唾液腺でつくられた唾液が唾液腺開口部から口腔内に分泌されるまでの管)にできてしまった結石のことで、その唾石がつまってしまったものが唾石症です。
典型的な症状として、唾仙痛という食事時の口腔内の痛みを感じることがあるため、歯科を受診される方がいらっしゃいます。
 
 私が歯科大学の学生だった頃には、講義や臨床実習で、唾石症と言えば切除あるいは顎下腺の摘出と習ったものですが、日本医科大学付属病院では、症例によって内視鏡下での摘出が可能であるとのことですので、この治療法が適用できれば非常に侵襲が少なく患者さまのメリットが大きくなるものと考えられます。

 DSC_0445-2-2.jpg (配布資料より転載)

 以上お話しをさせて頂きましたように、お口のまわりに症状が出現した場合でも、実際には医科的なアプローチが必要になる場合は多々あります。そのような患者さまに対しましては、的確かつ迅速な専門病院などの高次医療機関へのご紹介が肝要となります。
 幸い、東京中心部、特に文京区周辺は、医科大学病院、、高次機能病院、歯科大学病院等の専門的医療機関が豊富であり、医療資源に非常に恵まれていると言えます。
 
 当院では、2009年の開院以来、日頃よりこれらの複数の専門的医療機関と密接に連携を行うことにより、患者さまの安心安全につながる地域医療に努めておりますので、お口や顎、飲み込み機能などにちょっとしたご不安を感じられた際には、ぜひお気軽にご相談下さい。




~「入れ歯安定剤でアルコール検知」報道~ マウスウオッシュにも注意が必要です!!

本日(8月19日)付の読売新聞で、~「入れ歯安定剤でアルコール検知」酒気帯び無罪~とういう記事が掲載されました。

読売新聞記事

 詳しい経緯については記事を参照して頂くとして当ブログでは省きますが、実はこのようなトラブルは入れ歯安定剤だけではなく、多くの方が日頃使用されているマウスウオッシュでも起こり得ることですので注意が必要です。

 日頃当院でも、患者さまから「マウスウオッシュは「使った方が良いですか?」、「具体的におすすめのマウスウオッシュはありますか?」などといったご質問をよく受けます。この事からも、一般的にマウスウオッシュに対する関心は高く、常用されている方が多いことがうかがわれます。

 現在、マウスウオッシュは複数のメーカーから多数の商品が市販されていますが、実はその多くには比較的高濃度のアルコールが含まれています。マウスウオッシュは使用に際し飲まずに吐き出すものですし、口腔粘膜からのアルコール吸収量は極めて微量であるため、マウスウオッシュを使用しても血中のアルコール濃度が上昇することはまず考えられませんが、呼気によりアルコール検査をを行えば、口腔内に残留しているマウスウオッシュのアルコール成分が検出されてしまうことは十分にあり得ます
ですので、自動車を運転してお出かけになる際にはマウスウオッシュの使用には注意されることをお勧め致します

 最近では、ノンアルコールタイプのマウスウオッシュも多数商品化されてきています。こちらのタイプはアルコールによる粘膜刺激性もないので、日頃からマウスウオッシュを常用されている方はノンアルコールタイプを探してみても良いかもしれません。